大量の荷物を運搬する仕事がメイン
倉庫や工場内にある大量の荷物を積み込んで、特定の場所に運ぶための仕事に使われる車両を、フォークリフトといいます。主に室内での仕事がメインですが、建築現場や解体現場等、室外でも用いられているため、幅広い業界で活躍している点が特徴です。大量の荷物を運搬する仕事というと、力仕事というイメージを捉えがちですが、どちらかといえば、敷地内を事故なく運転できるスキルが求められる仕事となっています。主に男性向けの求人が多い傾向にあるものの、女性のフォークリフト運転手を募集している企業も増えています。
フォークリフトを運転するには免許が必要
フォークリフトを使った仕事に就くためには、全国各地にある自動車教習所等でフォークリフト運転技能講習を受ける必要があります。フォークリフト運転技能講習には、学科と技能の2つの技能があり、学科が11時間、技能は24時間の合計35時間に渡る内容で構成されます。なお、大型免許を持っている人は11時間、普通自動車免許を持っている人は21時間に講習時間が短縮されるという特徴があります。多くの自動車教習所では、まる5日間に渡って学科と技能の各講習が設定されている関係で、土日に集中して受講する場合、免許取得に最低でも3週間が必要です。
フォークリフト運転技能講習を修了すると、最大積載荷重が1キログラムを超えるフォークリフトを仕事で乗れるようになります。
フォークリフトの求人と履歴書への書き方
フォークリフトを使った仕事をする人材の募集に関しては、フォークリフトオペレーターという形で求人欄に記載されているケースが大半です。フォークリフト運転技能講習は、運転免許と同様国家資格の扱いとなっているため、履歴書に「フォークリフト運転技能講習修了」と書く必要があります。
フォークリフトの求人はいろいろなフォークリフトの種類があるので自分の技能に合っているかの確認が重要です。